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エナルモンデポーとは?改善する症状・効果・副作用・適応を名古屋みなとクリニック(名古屋市港区)が詳しく解説
エナルモンデポーとは?改善する症状・効果・副作用・適応を名古屋みなとクリニック(名古屋市港区)が詳しく解説
「最近やる気が出ない」「疲れやすくなった」「性欲が低下した」「筋肉が落ちてきた」「気力・集中力が続かない」——これらは男性ホルモン(テストステロン)の低下によって起こるLOH症候群(加齢男性性腺機能低下症)の典型的な症状です。エナルモンデポーはテストステロンを補充する注射薬で、これらの症状を改善する効果が期待できます。名古屋市港区の皮膚科・美容皮膚科・内科クリニック「名古屋みなとクリニック」が、エナルモンデポーの仕組み・効果・適応・副作用・治療の流れをわかりやすく詳しく解説します。
目次
- エナルモンデポーとは何か
- テストステロンとはどんなホルモンか
- テストステロンが低下するとどうなるか(LOH症候群)
- エナルモンデポーが改善する症状
- エナルモンデポーの適応(保険診療・自由診療)
- エナルモンデポーの作用機序
- 治療の流れ(診断・検査・投与)
- 投与方法・投与間隔・用量
- 治療効果が出るまでの期間
- 副作用と注意事項
- 治療を受けられない方(禁忌・慎重投与)
- エナルモンデポーとAGA(男性型脱毛症)の関係
- エナルモンデポーと他のテストステロン補充療法との比較
- テストステロン低下の予防・生活習慣の改善
- よくある質問(FAQ)
- 名古屋みなとクリニックでの診療について
1. エナルモンデポーとは何か
**エナルモンデポー(Enarmon Depot)**は、テストステロンエナント酸エステルを有効成分とする男性ホルモン(アンドロゲン)製剤の注射薬です。
「デポー(depot)」とは「貯蔵・徐放」を意味し、筋肉内に注射することで有効成分が徐々に放出され、テストステロンの血中濃度を一定期間にわたって維持する製剤設計になっています。
製剤の特徴:
- 有効成分:テストステロンエナント酸エステル(250mg/mL)
- 剤形:油性注射液(筋肉内注射)
- 作用持続時間:2〜4週間程度
- 製造販売:あすか製薬
テストステロンそのものは体内で速やかに代謝されてしまいますが、エナント酸エステル化することで脂溶性が高まり、注射部位の筋肉から徐々に放出され血中での作用が持続します。
2. テストステロンとはどんなホルモンか
**テストステロン(Testosterone)は、男性の精巣(ライディッヒ細胞)で主に産生される最も重要な男性ホルモン(アンドロゲン)**です。副腎からも少量産生されます。
テストステロンの主な役割
身体的な作用
- 筋肉量・筋力の維持・増加
- 骨密度の維持(骨粗鬆症の予防)
- 体毛・陰毛・ひげの発育・維持
- 赤血球産生の促進(造血作用)
- 体脂肪の分布調整(内臓脂肪の抑制)
- 皮脂分泌・皮膚の状態への影響
性機能に関わる作用
- 性欲(リビドー)の維持
- 勃起機能の維持
- 精子形成への関与(LH・FSHとの協調)
精神・認知機能への作用
- 意欲・活力・気力の維持
- 集中力・認知機能への影響
- 感情の安定化
- 抑うつ気分の予防
テストステロンの分泌量の推移
テストステロンの分泌量は10代後半〜20代前半にピークを迎え、その後は年間約1〜2%ずつ緩やかに低下していきます。40〜50代以降に低下が顕著になり、症状として現れやすくなります。
3. テストステロンが低下するとどうなるか(LOH症候群)
LOH症候群とは
**LOH症候群(Late-Onset Hypogonadism:加齢男性性腺機能低下症)**は、加齢に伴うテストステロンの低下によって、精神的・身体的・性機能的なさまざまな症状が現れる状態です。「男性更年期障害」とも呼ばれます。
日本では40代以上の男性の約600万人がLOH症候群に該当する可能性があるとされており、多くの方が「年のせい」「疲れのせい」として見過ごしていることが問題です。
LOH症候群の主な症状
精神・心理症状
- 気力・意欲・活力の著明な低下
- 気分の落ち込み・抑うつ気分
- 集中力・判断力の低下
- 記憶力の低下
- イライラしやすくなる・感情の不安定さ
- 何をするにも面倒に感じる
身体症状
- 強い疲労感・倦怠感
- 筋力の低下・筋肉量の減少
- 体脂肪(特に内臓脂肪)の増加
- 骨密度の低下
- 発汗・ほてり(ホットフラッシュ)
- 睡眠障害(寝つきが悪い・眠りが浅い)
- 手足のしびれ・感覚異常
性機能症状
- 性欲(リビドー)の低下
- 勃起機能の低下(ED:勃起不全)
- 早朝勃起(モーニングエレクション)の消失・減少
- 射精量の減少
これらの症状は更年期症状と類似しており、AMS(Aging Males’ Symptoms)スケールという質問票を用いて症状の程度を客観的に評価します。
4. エナルモンデポーが改善する症状
エナルモンデポー(テストステロン補充療法)によって改善が期待できる主な症状は以下の通りです。
気力・意欲・活力の回復
テストステロンは脳の報酬系・ドーパミン系に作用し、意欲・活力・やる気に影響します。テストステロンを補充することで、「最近何をするにも気力が湧かない」「仕事への意欲が落ちた」という状態が改善することがあります。
抑うつ気分・気分の安定化
テストステロン低下は抑うつ状態と強く関連することが知られています。テストステロン補充療法により、抑うつ気分・気分の落ち込み・感情の不安定さが改善することが複数の研究で示されています。うつ病の治療と並行して用いられることもあります。
性欲(リビドー)の改善
テストステロンは性欲の維持に直接関与します。テストステロン補充療法により、性欲の低下・性的関心の消失が改善し、性生活の質(QOL)向上が期待できます。
勃起機能の改善(ED)
テストステロン低下が原因となっているEDに対して、テストステロン補充療法はPDE5阻害薬(バイアグラ等)との相乗効果も含めた改善が期待できます。ただし、EDの原因はテストステロン低下以外(血管・神経・心理的要因)にも複数あるため、すべてのEDに有効とは限りません。
疲労感・倦怠感の軽減
**「朝から疲れている」「何をしても回復しない疲労感」**が、テストステロン補充により軽減することがあります。
筋肉量の維持・増加・体脂肪の減少
テストステロンは筋タンパク質合成を促進し、脂肪分解を助ける作用があります。補充療法により筋肉量の増加・筋力の向上・内臓脂肪の減少が期待できます。運動との組み合わせでより効果が高まります。
骨密度の維持・改善
テストステロン低下は骨密度低下(骨粗鬆症リスク)と関連します。補充療法により骨密度の維持・改善が期待でき、骨折リスクの低減につながります。
集中力・認知機能の改善
テストステロンは認知機能(記憶・注意・実行機能)に関与することが示されており、補充療法により集中力の低下・頭がボーっとする感覚の改善が期待できることがあります。
睡眠の質の改善
テストステロン低下に伴う不眠・睡眠の質の低下に対して、補充療法により睡眠の質が改善することがあります。
5. エナルモンデポーの適応(保険診療・自由診療)
保険診療の適応
エナルモンデポーが日本の保険診療で適応を持つ主な疾患・状態は以下の通りです。
① 造精機能障害による男性不妊 精巣機能低下による精子形成障害に対して、ゴナドトロピン療法と組み合わせて使用する場合があります。
② 性腺機能低下症(クラインフェルター症候群等) 先天性または後天性の性腺機能低下症(精巣からのテストステロン産生が著しく低下している状態)に対して保険適応があります。
③ 遅発性腺機能低下症(LOH症候群)における症状改善 血中テストステロン値が明らかに低値で、症状を伴うLOH症候群に対して使用されます。保険適応となるためには、血中総テストステロン値の測定(低値の確認)が必要です。
自由診療での使用
血中テストステロン値が基準値の範囲内であっても、症状が明らかで患者の希望がある場合は自由診療(保険外)でテストステロン補充療法を行うことがあります。
6. エナルモンデポーの作用機序
テストステロンエナント酸エステルは筋肉内に注射された後、ゆっくりと加水分解されてテストステロンが血中に放出されます。
放出されたテストステロンは、全身の細胞に存在するアンドロゲン受容体(AR:Androgen Receptor)に結合します。テストステロン-AR複合体が細胞核内のDNAに結合し、特定の遺伝子の転写を活性化・抑制することで、筋タンパク質合成・骨形成・性機能・精神機能など多岐にわたる効果を発揮します。
また、テストステロンの一部はアロマターゼ酵素によって**エストラジオール(女性ホルモン)**に変換され、骨代謝・心血管機能・認知機能などに影響します。
7. 治療の流れ(診断・検査・投与)
STEP 1:問診・症状評価
初診では、症状の種類・程度・発症時期・既往歴・服用中の薬剤・生活習慣などを詳しく確認します。**AMSスケール(加齢男性症状質問票)**を用いて症状の程度を客観的に評価します。
AMSスケールは17項目の質問で構成され、点数が高いほど症状が重いことを示します。
| AMS合計点 | 重症度 |
|---|---|
| 17〜26点 | 症状なし〜軽微 |
| 27〜36点 | 軽症 |
| 37〜49点 | 中等症 |
| 50点以上 | 重症 |
STEP 2:血液検査
テストステロン補充療法を開始する前に、以下の血液検査が必要です。
必須の検査:
- 血中総テストステロン値(早朝空腹時採血が望ましい)
- LH(黄体形成ホルモン)・FSH(卵胞刺激ホルモン):下垂体機能の評価
- SHBG(性ホルモン結合グロブリン):遊離テストステロンの算出
- PSA(前立腺特異抗原):前立腺がんの除外
- 血算(赤血球数・ヘマトクリット・ヘモグロビン):多血症のベースライン確認
- 肝機能(AST・ALT・γGTP)
- 脂質・血糖:代謝異常の評価
テストステロン値の判断基準: 日本泌尿器科学会の基準では、血中総テストステロン値250ng/dL未満をテストステロン低下症の診断基準の目安としています。ただし、症状・年齢・LH値なども総合的に評価して判断します。
STEP 3:前立腺の評価
前立腺がん・前立腺肥大症はテストステロン補充療法の禁忌・慎重投与事項です。必要に応じて直腸診・前立腺超音波検査を行い、前立腺疾患がないことを確認します。
STEP 4:投与開始・経過観察
上記の評価が完了し、適応と安全性が確認された後に投与を開始します。定期的な血液検査(テストステロン値・PSA・血算・肝機能)と症状評価を継続します。
8. 投与方法・投与間隔・用量
投与方法
エナルモンデポーは**筋肉内注射(殿部筋・大腿部など)**で投与します。皮下注射・静脈注射は行いません。自己注射ではなく、医療機関での注射が基本です。
用量・投与間隔
- 通常用量: 1回250mg(1mL)を筋肉内注射
- 投与間隔: 通常2〜4週間ごと(症状・血中テストステロン値により調整)
投与直後から約1週間は血中テストステロン値がピークに達し、その後徐々に低下します。投与間隔の終わりには値が低くなることがあるため、症状の変動(投与直後は調子が良い・投与前になると症状が戻る)を感じる方もいます。
9. 治療効果が出るまでの期間
テストステロン補充療法の効果が現れる時期は症状の種類によって異なります。
| 症状 | 効果が現れるまでの目安 |
|---|---|
| 性欲・リビドー | 3〜6週間 |
| 勃起機能 | 3〜6ヶ月(最大1年) |
| 気力・意欲・活力 | 3〜6週間 |
| 抑うつ気分 | 3〜6週間〜3ヶ月 |
| 疲労感 | 3〜6週間 |
| 筋肉量・体組成 | 3〜6ヶ月 |
| 骨密度 | 6ヶ月以上(最大2〜3年) |
| 集中力・認知機能 | 数週間〜3ヶ月 |
治療は長期的な取り組みが基本となります。「すぐに劇的な効果が出る」わけではなく、継続することで徐々に改善を実感できるケースが多いです。
10. 副作用と注意事項
主な副作用
多血症(赤血球増加症) テストステロンには造血促進作用があります。赤血球が過剰に増加すると血液が濃くなり、血栓症(脳梗塞・心筋梗塞・深部静脈血栓症)リスクが高まります。定期的な血算モニタリングが必要です。ヘマトクリット値が54%以上になった場合は投与量の減量・中断が必要です。
前立腺への影響 テストステロンは前立腺の増殖を促進します。前立腺肥大症が悪化したり、潜在的な前立腺がんを増殖させる可能性があります。PSAの定期的なモニタリングが不可欠です。
肝機能障害 アンドロゲン製剤は肝機能に影響することがあります。定期的な肝機能検査が必要です(注射製剤は経口製剤より肝臓への負荷が少ない傾向があります)。
アクネ(ニキビ)・皮脂分泌増加 テストステロンは皮脂腺を刺激し、ニキビ・皮膚の油っぽさが増えることがあります。
睾丸の萎縮・精子形成の抑制 外からテストステロンを投与すると、視床下部・下垂体からのLH・FSH分泌がフィードバック抑制され、精巣内でのテストステロン産生と精子形成が低下します。将来の妊孕性(子どもを望む場合)への影響があるため、挙児希望がある場合は治療方針を慎重に検討する必要があります。
注射部位反応 注射部位の疼痛・硬結・腫脹が生じることがあります。
浮腫(むくみ) 体液貯留による浮腫が生じることがあります。心不全・腎不全・肝硬変のある方では特に注意が必要です。
一時的な脱毛(AGA悪化の可能性) テストステロンはDHT(ジヒドロテストステロン)に変換され、AGA素因のある方では脱毛が悪化する可能性があります(後述)。
女性化乳房 テストステロンの一部がエストラジオールに変換されることで、まれに女性化乳房が生じることがあります。
定期的なモニタリングの重要性
投与開始後は以下の定期検査が必要です。
| 検査項目 | 頻度の目安 |
|---|---|
| 血中テストステロン値 | 3〜6ヶ月ごと |
| PSA(前立腺特異抗原) | 3〜6ヶ月ごと |
| 血算(ヘマトクリット) | 3〜6ヶ月ごと |
| 肝機能 | 3〜6ヶ月ごと |
| 血圧・体重 | 毎回 |
11. 治療を受けられない方(禁忌・慎重投与)
禁忌(絶対に使用できない方)
- 前立腺がんまたはその疑いがある方(テストステロンが前立腺がんを増殖させる)
- 男性乳がんのある方
- 重篤な肝機能障害のある方
- 重篤な心疾患・腎疾患のある方
- 女性(適応外)
- 過去にエナルモンデポーまたは類似製剤でアレルギー反応が出た方
慎重投与(注意が必要な方)
- 前立腺肥大症のある方(PSA・前立腺の厳密なモニタリング下で使用)
- 多血症・血栓症リスクが高い方
- 睡眠時無呼吸症候群のある方(テストステロンが悪化させる可能性)
- 高カルシウム血症のある方
- 心不全・むくみがある方
- 将来子どもを望む方(精子形成抑制のリスク)
- 高齢者(副作用リスクが増加するため慎重なモニタリングが必要)
12. エナルモンデポーとAGA(男性型脱毛症)の関係
テストステロン補充療法とAGA(男性型脱毛症)の関係については、正確な理解が必要です。
メカニズム
テストステロンは5α-還元酵素によって**DHT(ジヒドロテストステロン)**に変換されます。DHTはAGAの主要な原因物質であり、毛包のアンドロゲン受容体に結合して毛包を萎縮・ミニチュア化させます。
テストステロン補充療法によって血中テストステロン値が上昇すると、DHTに変換される量も増え、AGA素因がある方では脱毛が進行する可能性があります。
AGA素因がない方・軽症の方
AGA素因がない方(家族歴なし・AGAの兆候がない方)では、テストステロン補充によって著明な脱毛が生じる可能性は低いとされています。
対策
AGAが懸念される場合は、テストステロン補充療法と並行して**フィナステリド(プロペシア)またはデュタステリド(ザガーロ)**といった5α-還元酵素阻害薬を使用することで、DHTへの変換を抑制し脱毛の進行を防ぐことができます。
テストステロン補充療法を希望するがAGAも気になるという方は、医師に相談してください。両方に対応した治療計画を立てることが可能です。
13. エナルモンデポーと他のテストステロン補充療法との比較
テストステロン補充療法にはいくつかの剤形があります。
| 剤形 | 代表製品 | 特徴 |
|---|---|---|
| 筋肉内注射(エステル型) | エナルモンデポー | 2〜4週間に1回。効果持続が長い。血中濃度の波がある |
| 経皮吸収型(ジェル・クリーム) | グローミン(日本未承認)等 | 毎日塗布。血中濃度が安定。自己管理可能 |
| 経口薬(アンデカノエート) | アンドリオール(日本未承認) | 食事と一緒に服用。肝臓への負荷に注意 |
| ペレット(皮下埋込) | 海外製品 | 数ヶ月持続。日本未承認 |
エナルモンデポーのメリット
- 2〜4週間に1回の通院で済む(毎日の処置不要)
- 保険診療が適用できる場合がある
- 長い使用実績・安定した効果
エナルモンデポーのデメリット
- 投与直後と投与前で血中濃度に波が生じる
- 医療機関での注射が必要
- 注射時の痛みがある
現在日本で経皮吸収型のテストステロンジェル製剤の承認申請・使用が進んでいます。担当医師にご確認ください。
14. テストステロン低下の予防・生活習慣の改善
テストステロン補充療法と並行して、以下の生活習慣の改善がテストステロンの維持・回復に有効です。
運動(特に筋力トレーニング)
**レジスタンストレーニング(筋力トレーニング)**は、テストステロンの分泌を最も効果的に高める生活習慣です。週2〜3回の筋力トレーニング(スクワット・デッドリフト・ベンチプレスなど大筋群を使う運動)が推奨されます。
有酸素運動も内臓脂肪の減少・インスリン感受性の改善を通じてテストステロン環境を改善します。ただし、過度の長時間有酸素運動はテストステロンを低下させることがあります。
十分な睡眠
テストステロンの約70%は睡眠中(特に深い睡眠時)に分泌されます。7〜8時間の質の高い睡眠の確保が、テストステロン維持に不可欠です。睡眠時無呼吸症候群がある場合は適切な治療が重要です。
適切な体重管理
肥満(特に内臓脂肪の増加)はアロマターゼ活性を高め、テストステロンをエストラジオールへ変換する量が増えることでテストステロンが低下します。適切な体重・体脂肪率の維持がテストステロン環境の改善に重要です。
ストレス管理
慢性的なストレスはコルチゾール(ストレスホルモン)の分泌を高め、テストステロン産生を抑制します。瞑想・マインドフルネス・趣味・十分な休養によるストレス管理が重要です。
食事
亜鉛(牡蠣・赤身肉・ナッツ)・ビタミンD(青魚・きのこ・日光浴)・良質な脂質(オリーブオイル・アボカド・ナッツ)はテストステロン産生に重要な栄養素です。アルコールの過剰摂取・糖質の過剰摂取はテストステロン低下に関連します。
15. よくある質問(FAQ)
Q. エナルモンデポーは保険でできますか?
A. 血中テストステロン値が明らかに低値で、LOH症候群・性腺機能低下症の診断がつく場合は保険診療が適用できることがあります。血液検査でテストステロン値を測定し、適応を確認してから治療方針を決定します。保険適応外の場合は自由診療での対応になります。
Q. 注射は痛いですか?
A. 殿部・大腿部への筋肉内注射のため、注射時に多少の痛みを感じる方が多いです。また、油性製剤のため注射後に注射部位の硬結・違和感が数日続くことがあります。痛みへの不安がある方は事前に医師・看護師にお伝えください。
Q. 自分でホルモンを補充することはできますか?
A. 医療機関での適切な診断・処方・注射が必要です。インターネット等で購入したアナボリックステロイドの自己使用は、重大な副作用(心疾患・肝障害・精巣萎縮・精神症状等)のリスクがあり、絶対に行わないでください。
Q. テストステロン補充療法は一生続ける必要がありますか?
A. LOH症候群の場合、テストステロン低下は年齢とともに進行するため、長期継続が必要なケースが多いです。ただし、定期的な評価を行いながら、症状の改善・安定に合わせて継続・中断の判断を行います。
Q. 前立腺がんが心配です。テストステロン補充療法は安全ですか?
A. 前立腺がんはテストステロン補充療法の禁忌です。治療開始前に必ずPSA測定・直腸診などによる前立腺評価を行い、前立腺がんを除外してから開始します。また治療中も定期的なPSAモニタリングを継続します。
Q. 若い男性でもエナルモンデポーは使いますか?
A. 若年男性では、先天性・後天性の性腺機能低下症(精巣機能が低下している疾患:クラインフェルター症候群等)に対して使用します。加齢に伴うLOH症候群は主に40代以降が対象ですが、若年でもテストステロン低下が確認されれば適応となる場合があります。挙児希望がある場合は精子形成への影響を考慮した治療計画が必要です。
Q. 「男性更年期かも」と思ったらどこを受診すればいいですか?
A. 泌尿器科・内科・Men’s Healthを専門とするクリニックが適切な相談先です。名古屋みなとクリニックでは、内科・皮膚科を中心にLOH症候群の診断・テストステロン補充療法の相談に対応しています。
16. 名古屋みなとクリニックでの診療について
名古屋市港区にある**名古屋みなとクリニック(皮膚科・美容皮膚科・内科)**では、LOH症候群(男性更年期障害)の診断・テストステロン補充療法(エナルモンデポー注射)に対応しています。
当院で対応できる主な内容
- AMSスケールを用いたLOH症候群の症状評価
- 血液検査(テストステロン値・PSA・血算・肝機能等)
- エナルモンデポー筋肉内注射(保険診療・自由診療)
- 定期的なホルモン値・PSAモニタリング
- AGA(男性型脱毛症)との並行治療相談
- 生活習慣改善の指導(運動・睡眠・食事)
こんな方はぜひご相談ください
- 最近やる気・気力・活力が落ちてきた
- 性欲が低下した・EDが気になる
- 疲れやすくなった・朝から倦怠感がある
- 筋肉が落ちて体脂肪が増えてきた
- 睡眠の質が低下している
- 集中力・記憶力が落ちた気がする
- 「男性更年期かも」と思っているが相談先がわからない
- テストステロン補充療法に興味がある
「年のせい」「疲れのせい」と思って見過ごしてきた症状が、テストステロン低下によるものかもしれません。まずはお気軽にご相談ください。
まとめ
- エナルモンデポーはテストステロンエナント酸エステルを有効成分とする男性ホルモン補充注射薬です
- LOH症候群(男性更年期障害)の気力低下・性欲低下・ED・疲労感・筋力低下・抑うつ気分などを改善します
- 投与前に血中テストステロン値・PSA・血算などの血液検査が必須です
- 2〜4週間ごとの筋肉内注射で継続的に補充します
- 多血症・前立腺への影響・AGA悪化などの副作用を定期的にモニタリングすることが重要です
- 前立腺がんのある方・前立腺がんの疑いがある方は使用できません
- テストステロン補充療法と並行して運動・睡眠・食事などの生活習慣改善も重要です
- 「年のせい」と思っていた症状が治療で改善できる可能性があります
名古屋みなとクリニック(名古屋市港区)皮膚科・美容皮膚科・内科 お問い合わせ・ご予約はお電話またはウェブ予約にて承っております。
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