HPVワクチン HPV VACCINE
HPVワクチン「シルガード9」とは?
将来のがん予防のために、最新のHPVワクチンを!
シルガード9(9価HPVワクチン)は、ヒトパピローマウイルス(HPV)による感染を予防し、子宮頸がんをはじめとするHPV関連疾患を防ぐ最新のワクチンです。
従来のHPVワクチン(2価・4価)よりもカバー範囲が広く、子宮頸がんの原因の約90%を占めるHPV16型・18型を含む9つのHPV型に対応しています。
また、尖圭コンジローマや肛門がん、咽頭がんなど、男女ともにリスクのあるHPV関連疾患の予防にも有効です。


シルガード9の特徴
男女ともに接種可能!HPV関連疾患を幅広く予防できる最新ワクチン!
- 1. 子宮頸がんの主要原因となるHPV16型・18型を含む9種類のウイルス型に対応
- 2. 従来の2価・4価ワクチンよりも高い予防効果を発揮
- 3. 男性も接種可能で、尖圭コンジローマ・肛門がん・咽頭がんの予防にも貢献
- 4. 定期接種の対象年齢(小学6年~高校1年の女子)は無料接種が可能(公費負担)
- 5. 接種回数は2回または3回(年齢による)で、高い持続的な予防効果
シルガード9のメカニズム(仕組み)
HPVは、皮膚や粘膜の接触を通じて感染するウイルスで、子宮頸がん・尖圭コンジローマ・肛門がん・中咽頭がんなどの原因となります。
シルガード9は、HPVの9つの型に対する免疫を獲得させ、ウイルスの感染をブロックすることで疾患の発症を防ぎます。
<シルガード9の作用プロセス>
-
01HPVウイルスの表面抗原
(L1タンパク質)を含む
ワクチンを接種 -
02体内の免疫系がHPVに
対する抗体を生成し、
将来の感染を防御 -
03HPVの感染予防により、
子宮頸がん・尖圭コンジローマ・
肛門がんなどの発症リスクを低減
シルガード9の効果
- 子宮頸がんの原因となるHPV16型・18型を含む9つのウイルス型を予防!
- HPVが原因となる尖圭コンジローマの予防効果!
- 肛門がん・咽頭がんなど、男女ともにリスクのあるがんの発症を抑制!
- 高い予防効果が持続し、長期間のがんリスクを低減!

シルガード9が予防する疾患
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子宮頸がん・HPV16型・18型が原因となる子宮頸がんを約90%予防
・20代~30代の女性に多いがんのため、若いうちの接種が推奨される -
尖圭コンジローマ・HPV6型・11型が原因となる良性のイボ(性感染症)を予防
・男女ともに発症するため、男性の接種も推奨 -
肛門がん・外陰がん・・HPVが原因のがんを予防し、発症リスクを大幅に低減
膣がん・中咽頭がん
シルガード9の接種スケジュール
接種回数は年齢によって異なります。
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9歳~14歳2回接種
(0ヶ月・6ヶ月後) -
15歳以上3回接種
(0ヶ月・2ヶ月後・6ヶ月後)
妊娠中の接種は推奨されていません。
他のワクチンと同時接種する場合は、医師と相談が必要です。