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特発性じんましんとは?原因・診断・治療について皮膚科医が詳しく解説
繰り返すかゆみや赤みでお悩みの方へ
特発性じんましんとは?原因・診断・治療について皮膚科医が詳しく解説
繰り返すかゆみや赤みでお悩みの方へ
こんにちは。
名古屋市港区の皮膚科・美容皮膚科・内科
名古屋みなとクリニックです。
「突然赤い発疹が出る」
「強いかゆみがある」
「数時間で消えるけれど何度も繰り返す」
「原因がわからない」
このような症状でお困りではありませんか?
その症状は**特発性じんましん(慢性特発性蕁麻疹)**かもしれません。
蕁麻疹は皮膚科でよくみられる疾患ですが、実は多くの場合、明確な原因が見つかりません。
今回は特発性じんましんの診断や治療について、わかりやすく解説します。
特発性じんましんとは?
じんましん(蕁麻疹)は、皮膚の一部が突然赤く盛り上がり、強いかゆみを伴う病気です。
特徴として、
- 数分~24時間以内に消える
- 同じ場所に残らない
- 出たり消えたりを繰り返す
という性質があります。
その中でも、
6週間以上症状が続き、明らかな原因が特定できないもの
を
慢性特発性蕁麻疹(慢性自然蕁麻疹)
と呼びます。
実際には慢性蕁麻疹の約70~90%が特発性といわれています。
特発性じんましんの症状
主な症状は
強いかゆみ
最も多い症状です。
夜間や入浴後に悪化することがあります。
赤く盛り上がった膨疹(ぼうしん)
蚊に刺されたような発疹が突然出現します。
- 顔
- 首
- 背中
- 腕
- 足
など全身どこにでも出現します。
出たり消えたりを繰り返す
数時間で消えることが多いですが、
別の場所に新たな発疹が出現します。
血管性浮腫
一部の患者さんでは
- まぶた
- 唇
- 顔
などが大きく腫れることがあります。
なぜ起こるの?
蕁麻疹では皮膚の肥満細胞(マスト細胞)から
ヒスタミン
という物質が放出されます。
このヒスタミンによって
- かゆみ
- 赤み
- 腫れ
が生じます。
しかし特発性じんましんでは、
なぜヒスタミンが放出されるのか明確にわからないことがほとんどです。
悪化しやすい要因
原因そのものではありませんが、
以下は症状を悪化させることがあります。
ストレス
精神的ストレスは蕁麻疹を悪化させる代表的な要因です。
疲労
睡眠不足や過労で症状が強くなることがあります。
感染症
風邪や胃腸炎の後に悪化することがあります。
発汗や入浴
体温上昇によって症状が誘発されることがあります。
飲酒
血流増加により蕁麻疹が出やすくなることがあります。
特発性じんましんの診断
診断は主に問診と診察で行います。
重要なのは
発疹が24時間以内に消えるか
湿疹との大きな違いです。
6週間以上続いているか
慢性蕁麻疹の診断に重要です。
他の病気ではないか
以下の疾患を除外します。
- アトピー性皮膚炎
- 接触皮膚炎
- 薬疹
- 血管炎
- 自己免疫疾患
血液検査は必要?
多くの特発性じんましんでは診断そのものに必須ではありません。
しかし、
- 症状が長期間続く
- 重症例
- 他疾患が疑われる
場合には検査を行います。
一般採血
炎症や感染症の有無を確認します。
アレルギー検査
アレルギー体質の評価を行います。
非特異的IgE
アレルギー傾向の参考になります。
甲状腺機能検査
慢性蕁麻疹では自己免疫性甲状腺疾患が関連する場合があります。
特発性じんましんの治療
抗ヒスタミン薬
治療の基本です。
代表的な薬剤として
- ビラノア
- アレグラ
- アレジオン
- デザレックス
- ルパフィン
などがあります。
現在は眠気の少ない薬が主流です。
内服薬の増量
ガイドラインでは、通常量で効果不十分な場合、
医師の管理下で増量することがあります。
ゾレア(オマリズマブ)
抗ヒスタミン薬で改善しない慢性特発性蕁麻疹に対して使用できる注射治療です。
ゾレアの特徴
- 保険適応あり
- 月1回注射
- 難治性蕁麻疹に高い有効性
多くの患者さんで症状改善が期待できます。
日常生活で気をつけること
十分な睡眠
睡眠不足は悪化要因になります。
ストレス管理
精神的ストレスの軽減が重要です。
過度な飲酒を控える
血流増加により悪化する場合があります。
掻かない
掻くことでさらにヒスタミン放出が起こります。
名古屋みなとクリニックでの蕁麻疹治療
当院では
- 急性蕁麻疹
- 慢性特発性蕁麻疹
- コリン性蕁麻疹
- 寒冷蕁麻疹
- アレルギー関連蕁麻疹
の診療を行っています。
症状に応じて
- 抗ヒスタミン薬
- アレルギー検査
- ゾレア治療
などを組み合わせて治療を行っています。
まとめ
特発性じんましんは、
6週間以上続く原因不明の蕁麻疹
です。
多くはアレルギーだけが原因ではなく、
- ストレス
- 疲労
- 感染症
- 体質
などが複雑に関与しています。
現在は抗ヒスタミン薬だけでなく、難治例に対するゾレア治療もあり、多くの患者さんで症状コントロールが可能です。
繰り返すかゆみや蕁麻疹でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
名古屋みなとクリニック
名古屋市港区
皮膚科・美容皮膚科・内科
蕁麻疹・アトピー性皮膚炎・アレルギー疾患の診療を行っています。
名古屋みなとクリニック
皮膚科・美容皮膚科・内科・児童精神科・精神科
〒455-0068 名古屋市港区土古町4-20 SLR港北
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