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デュピクセントとゾレアの特徴について
デュピクセントとゾレアの特徴について
名古屋市港区 皮膚科・内科
名古屋みなとクリニック
アトピー性皮膚炎や慢性じんましん、重症喘息などに対して、
近年「生物学的製剤(バイオ製剤)」という新しい治療薬が使用されています。
その代表的な薬が
デュピクセント(デュピルマブ)と
ゾレア(オマリズマブ)です。
今回は、それぞれの特徴や違いをわかりやすく解説します。
■ 生物学的製剤とは?
体の「過剰な免疫反応」をピンポイントで抑える薬です。
従来の内服薬やステロイドと異なり、
原因となる免疫の通り道を選択的にブロックします。
■ デュピクセント(デュピルマブ)の特徴
✔ 主な適応
アトピー性皮膚炎(中等症~重症)
気管支喘息
慢性副鼻腔炎(鼻茸を伴う)
✔ 作用機序
アレルギー炎症に関わる
IL-4・IL-13というサイトカインを抑制します。
→ アトピーの“根本的な炎症経路”をブロック。
✔ 効果
強いかゆみの改善
湿疹の赤み・浸潤の改善
ステロイド使用量の減量が可能
✔ 投与方法
2週間に1回の皮下注射
(自己注射可能)
✔ メリット
長期的な炎症コントロール
全身的に作用
小児にも使用可能(適応年齢あり)
✔ 注意点
注射部位反応
結膜炎
定期フォローが必要
■ ゾレア(オマリズマブ)の特徴
✔ 主な適応
慢性特発性じんましん
重症アレルギー性喘息
✔ 作用機序
アレルギー反応の中心となる
IgE抗体を直接ブロックします。
→ アレルギー反応のスタート地点を抑える薬。
✔ 効果
抗ヒスタミン薬で改善しないじんましんに有効
かゆみ・膨疹を抑える
✔ 投与方法
2~4週ごとの皮下注射
(体重・IgE値により投与量決定)
✔ メリット
難治性じんましんに高い有効性
比較的副作用が少ない
✔ 注意点
まれにアナフィラキシー
医療機関での投与が基本
■ デュピクセントとゾレアの違い
デュピクセント ゾレア
主な疾患 アトピー じんましん
標的 IL-4 / IL-13 IgE
自己注射 可能 原則不可
作用範囲 炎症経路抑制 アレルギー開始抑制
■ どちらを選ぶ?
疾患によって異なります。
アトピー性皮膚炎 → デュピクセント
慢性じんましん → ゾレア
合併疾患や重症度によって判断します。
■ 名古屋みなとクリニックでの方針
当院では、
✔ 重症度評価(EASI・IGAなど)
✔ 血液検査
✔ 既存治療の効果判定
を行い、必要な方に生物学的製剤をご提案します。
「外用だけでは改善しない」
「かゆみで生活に支障がある」
という方は一度ご相談ください。
名古屋市港区
皮膚科・内科
名古屋みなとクリニック
名古屋みなとクリニック
皮膚科・美容皮膚科・内科・児童精神科・精神科
〒455-0068 名古屋市港区土古町4-20 SLR港北
TEL:052-387-8083 FAX:052-387-8084
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