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生まれつきのシミ・あざはレーザーで治療できる?名古屋みなとクリニック
生まれつきのシミ・あざはレーザーで治療できる?
名古屋みなとクリニックが詳しく解説します
「子どものころからずっとあるシミが気になる」
「生まれつきのあざはレーザーで治せるの?」
「治療したいけど痛みやダウンタイムが心配…」
こうしたご相談を、名古屋みなとクリニック(皮膚科・美容皮膚科)でも多くいただきます。
生まれつきのシミ(先天性の色素斑)やあざには、
レーザー治療で改善が期待できる種類が多く存在します。
ここでは、代表的な色素性あざの種類と治療に使うレーザー、治療回数、痛み、保険適応などを、わかりやすくまとめて解説します。
✔ 生まれつきのシミ・あざにはどんな種類がある?
一口に「あざ」といっても、いくつかのタイプに分かれます。
それぞれで治療に適したレーザーが異なります。
① 太田母斑(おおたぼはん)
特徴
・目の周り〜頬にかけて青〜灰色の色素
・思春期に濃くなることも
・両側性の場合は「両側性太田母斑様色素斑(ADM)」と呼ぶ
治療レーザー
● Qスイッチレーザー
● ピコレーザー(ピコ秒レーザー)
治療回数の目安
・3〜5回以上(1〜3ヶ月おき)
・徐々に薄くしていく治療
保険適応
・太田母斑は保険適応あり(医師の診断による)
② 扁平母斑(へんぺいぼはん)—「茶あざ」
特徴
・境界がはっきりした薄茶色のシミ
・生まれつき、または幼少期に出現
・思春期に濃くなることも
治療レーザー
● レーザー治療(Qスイッチ/ピコ)
● ただし再発しやすく、完全に消失しないこともある
治療回数
・1〜数回
・反応を見ながら追加
保険適応
・基本的には自費(美容)治療
③ 真皮メラノサイトーシス(ADM:後天性真皮メラノサイトーシス)
特徴
・20代以降に出てくる青〜灰色のシミ
・頬上部に左右対称に出やすい
・“大人になって発症する太田母斑の軽い型”のようなイメージ
治療レーザー
● ピコレーザー(ピコトーニング+ピコスポット)
● Qスイッチレーザー
治療回数
・3〜5回前後
・治療のたびに少しずつ薄くなる
④ 母斑細胞母斑(ほくろ)
特徴
・生まれつき or 成長とともに少しずつ大きくなる
・盛り上がりがある場合も多い
治療方法
● 手術(切除)が基本
● 小さい場合はレーザーで浅くすることも可能
治療回数
・切除は基本1回
・レーザーの場合は複数回必要
✔ レーザー治療の痛みとダウンタイムは?
痛みの程度
・輪ゴムではじかれる程度のパチッとした刺激
・必要に応じて麻酔クリームを使用可能
・小児の場合は表面麻酔やクーリングを併用して対応
治療後の経過
治療直後:赤み・軽い腫れ
その後:かさぶた〜薄い色素沈着(数週間)
最終的:1〜3ヶ月かけて徐々に色が薄くなる
レーザー後の**一時的な色素沈着(PIH)**は特に日本人に多いため、
治療後のUVケアと保湿が非常に大切です。
✔ 治療回数は?
生まれつきの色素斑は、1回で消えることは少なく、
● 3〜5回
● 場合によってはそれ以上
と、複数回の治療を前提として計画します。
✔ 名古屋みなとクリニックでの治療方針
当院では、色素性あざの種類を正確に診断したうえで、
以下の機器を使い分けます。
● ピコレーザー(ピコ秒レーザー)
・太田母斑、ADM、扁平母斑の治療に使用
・従来のQスイッチよりダメージが少なく、回復が早いのが特徴
● Qスイッチレーザー
・太田母斑・青あざ・ADMなどに使用
・高いエネルギーでメラニンを破壊
● 手術(ほくろ・母斑)
・レーザーでは難しい盛り上がりのある母斑には切除術も選択肢
✔ どの治療が適しているかは“診断が最重要”
同じ“茶色いシミ”に見えても、
・扁平母斑
・ADM
・肝斑
・老人性色素斑
では治療方法は全く異なります。
誤ったレーザーを当てると
・逆に濃くなる
・効果が出ない
ということもあります。
名古屋みなとクリニックでは、
皮膚科専門医による診断 → 最適なレーザーを選択 → 治療後のケアまで
一貫してサポートしています。
まとめ:生まれつきのあざはレーザーで改善可能な時代です
✔ 生まれつきのシミ・あざには複数の種類があり
✔ レーザー治療で改善が期待できるものが多く
✔ 治療回数は数回以上が標準
✔ 正しい診断が最も重要
子どもの頃から悩んでいるシミ・あざがある方、
治療できないと思い込んでいた方は、
まずは一度ご相談ください。
名古屋市港区の皮膚科・美容皮膚科
名古屋みなとクリニックが、
最適な治療方法をご提案いたします。
お肌やお身体、そして心の健康について、
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