皮ふの肌荒れ・湿疹・乾燥 実は更年期障害が原因かもしれません

皮ふの肌荒れ・湿疹・乾燥 実は更年期障害が原因かもしれません
① 更年期と皮ふの変化

更年期(おおよそ45〜55歳)は、女性ホルモン(エストロゲン)が急激に減少する時期です。
このホルモンの変化は、体調だけでなく 皮ふの状態 にも大きく影響します。

肌が乾燥しやすくなる

バリア機能が弱まり、湿疹やかゆみが出やすくなる

小じわやたるみが目立ちやすくなる

顔や手足がカサカサして粉をふく

「化粧水や保湿をしても治らない肌荒れ」や「湿疹が繰り返す」といった症状の背景には、更年期によるホルモンバランスの乱れが隠れていることがあります。

② なぜ更年期で肌が荒れるのか?

エストロゲンには、皮ふのうるおいを保つための コラーゲン産生促進作用・皮脂分泌調整作用・抗炎症作用 があります。
そのため更年期にエストロゲンが減ると、

皮ふの保湿力が低下

外的刺激(乾燥・紫外線・摩擦)に弱くなる

ちょっとしたことで湿疹や赤みが出やすくなる

といった症状が現れやすくなります。

③ 更年期の肌トラブルに対する治療・ケア

スキンケア

保湿剤(ヒルドイド、ワセリンなど)で肌バリアを守る

やさしい洗浄料を使い、刺激を減らす

生活習慣の改善

規則正しい睡眠、バランスの良い食事、適度な運動

ストレスコントロール

内科的治療

漢方薬(加味逍遙散、当帰芍薬散など)でホルモン変化に伴う不調を和らげる

必要に応じて婦人科的治療(ホルモン補充療法など)

④ メルスモン注射の効果

当院でも行っている メルスモン注射(プラセンタ注射) は、更年期障害の治療として保険適応がある注射です。

更年期症状(のぼせ・肩こり・疲れ・不眠など)の改善

自律神経の安定

皮ふの新陳代謝を促進 → 肌のハリ・うるおいアップ

抗酸化作用・抗炎症作用 → 肌荒れや湿疹の改善をサポート

「肌荒れがひどい」「乾燥やかゆみが治らない」などのお悩みに対し、メルスモン注射は身体の内側から改善を助けてくれる治療のひとつです。

⑤ まとめ

更年期は、ホルモンバランスの乱れで 肌荒れ・湿疹・乾燥 が起こりやすい時期。

スキンケアや生活習慣の見直しに加え、内側からのサポートが重要。

メルスモン注射 は更年期障害の保険適応治療であり、肌の健康にも良い影響が期待できます。

名古屋市港区の 名古屋みなとクリニック(皮膚科・美容皮膚科) では、更年期によるお肌のトラブルや体調不良について、内科的治療と皮ふ治療の両面からサポートしています。
「化粧品では改善しない肌荒れや湿疹がある」「更年期かもしれない」と感じる方は、一度お気軽にご相談ください。

名古屋みなとクリニック
皮膚科・美容皮膚科・内科・児童精神科・精神科
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