【目の周りの白いブツブツ】稗粒腫とは?原因と治療法について、名古屋市港区の皮膚科・美容皮膚科、名古屋みなとクリニックが解説

【目の周りの白いブツブツ】稗粒腫とは?原因と治療法を皮膚科医が解説します
こんにちは。名古屋市港区の【名古屋みなとクリニック】です。
今回は、目のまわりや頬などにできることの多い小さな白いブツブツ、「稗粒腫(はいりゅうしゅ)」について、原因と治療法を詳しくご紹介します。

✅ 稗粒腫とは?
稗粒腫(はいりゅうしゅ、英語:milia)とは、皮膚の浅い層にできる白色〜乳白色の小さな角質のかたまりです。
直径1〜2mmほどの半球状に盛り上がった粒で、触れても痛みやかゆみはなく、自然に消えることもありますが、多くは残ります。

特に、

まぶたの周囲(上下まぶた)



こめかみ

額(ひたい)

など、顔の中でも皮膚が薄く繊細な部位にできやすいのが特徴です。

✅ 稗粒腫の原因
稗粒腫は、毛包(毛穴)や汗腺の出口が詰まり、角質が中にたまることでできます。
以下のような要因が関与していると考えられています。

① 生理的な皮膚代謝の乱れ
ターンオーバーの遅れにより、角質が外に出られずたまってしまう

② 外的刺激やスキンケアの影響
アイクリームなど油分の多い化粧品の使用

クレンジング不足による毛穴の詰まり

③ 皮膚の老化や乾燥
加齢により皮膚の再生が低下

乾燥で皮膚が硬くなり角質がたまりやすくなる

④ 外傷や炎症の後
やけど・皮膚炎・美容施術後に稗粒腫ができることもあります(二次性稗粒腫)

✅ 稗粒腫の治療法
稗粒腫は放置しても悪化する病気ではありませんが、自然には取れにくいため、気になる場合は皮膚科や美容皮膚科での除去が有効です。

当院では、以下のような方法で安全に治療を行っています。

① 針による穿刺・圧出(メス・針・専用器具使用)
表面の皮膚を小さく開いて、中の角質を丁寧に取り出します

局所麻酔は通常不要で、処置時間は数分程度

治療後は、小さな赤みや点状の跡が数日残る程度

✅ 当院では、滅菌処置を行い、感染予防にも配慮して安全に実施しています。

② 炭酸ガスレーザー(CO₂レーザー)除去(希望者のみ)
ご希望や再発を繰り返す方にはCO₂レーザーでの焼灼治療も可能です

出血が少なく、複数個同時に短時間で処置できるのが利点

③ 再発予防のスキンケア指導
ビタミンA(レチノール)配合の外用

毛穴づまりを防ぐ洗顔やクレンジングの見直し

乾燥しすぎない保湿ケア など

✅ 稗粒腫は自分で潰してもいいの?
基本的におすすめしません。

市販の針やピンセットで自己処理を行うと、

出血・炎症・色素沈着・感染のリスク

無理に押し出しても中身が取れず、悪化することが多い

ため、安全な医療機関での除去をおすすめします。

✅ 名古屋みなとクリニックでの対応
当院では、稗粒腫の診断・処置に多数対応しており、以下の特徴があります:

目まわりなどデリケートな部位にも対応可能

再発予防のスキンケアアドバイスも含めて総合的にケア

初診から当日処置も可能(ご予約時にお伝えください)

✅ まとめ
項目 内容
稗粒腫とは 角質がたまってできる白い小さなブツブツ(特に目まわり)
原因 皮膚のターンオーバーの乱れ、油分の多いスキンケア、老化など
治療法 医療機関での穿刺・圧出、炭酸ガスレーザーなど
再発防止 スキンケアの見直し、保湿と洗顔の工夫

目元の白いブツブツが気になっている方は、お気軽に【名古屋みなとクリニック】までご相談ください。
皮膚科・美容皮膚科の視点から、見た目のお悩みとお肌の健康を一緒にサポートいたします。

名古屋みなとクリニック
☎️ ご予約・お問い合わせはこちらから

✧———✧ ——— ✧ ———✧———✧ ——— ✧ ———✧
名古屋みなとクリニック
皮膚科・美容皮膚科・内科・児童精神科・精神科

〒455-0068
名古屋市港区土古町4-20 SLR港北

【TEL】052-387-8083
【診療時間】10:30~13:30、14:30~18:30
【休診日】月・木・土

【アクセス】
あおなみ線「港北駅」徒歩約8分
(クリニック前に駐車場があるのでご利用ください)

オンライン予約はプロフィールに載っているホームページからできます。

https://nagoya-minato-clinic.com/

✧———✧ ——— ✧ ———✧———✧ ——— ✧ ———✧
お知らせ一覧に戻る

お肌やお身体、そして心の健康について、
お気軽にご相談ください。

当院へのお問い合わせ・ご予約はお電話またはLINE、オンライン予約フォームをご利用ください。