名古屋市港区で子どもの頬が赤い・手足に網目状の発疹が出た方へ|りんご病(伝染性紅斑)の症状と受診の目安

子どもの頬の赤みと手足にみられる網目状の発疹を説明する、りんご病(伝染性紅斑)のイメージ
子どもの頬の赤みと手足にみられる網目状の発疹を説明する、りんご病(伝染性紅斑)のイメージ

お子さまの両頬が赤くなり、その後に腕や脚、体にレースや網目のような発疹が出る場合、りんご病(伝染性紅斑)が考えられます。秋から冬、春にかけてみられることがある感染症で、かゆみを伴うこともあります。

ただし、発疹の原因はりんご病だけではありません。じんましん、湿疹、薬による発疹、ほかのウイルス感染症などでも似た見え方になることがあります。見た目だけで自己判断せず、発熱や全身状態、発疹の広がりを確認することが大切です。

りんご病(伝染性紅斑)とは

りんご病は、主にヒトパルボウイルスB19への感染によって起こる病気です。小児に多い一方、大人も感染することがあります。咳やくしゃみのしぶき、手指などを介して広がることがあるため、家族内や集団生活の場で気づくことがあります。

よくみられる症状と経過

はじめに、微熱、だるさ、鼻水、のどの違和感など、かぜに似た症状が出ることがあります。その後、頬が赤くなる「平手打ち様」の発疹が現れ、続いて腕・太もも・体幹などに網目状の発疹が広がることがあります。発疹は数日からしばらく続き、入浴、運動、日光、気温の変化などで一時的に赤みが目立つ場合があります。

発疹が出る頃には、感染力は低下していることが多いとされています。しかし、症状や経過には個人差があり、発熱や体調不良があれば無理をしないことが基本です。

登園・登校はどう考える?

りんご病は、発疹があるだけで一律に長期間の欠席が必要になる病気ではありません。一般的には、熱がなく全身状態がよく、普段どおりに過ごせるかが一つの目安です。

ただし、園・学校ごとに連絡や登園・登校に関する運用が異なることがあります。発疹に気づいた時点で園・学校へ相談し、発熱、咳、強いだるさがある間は休養を優先してください。ほかの感染症との区別が必要な場合もあるため、迷う場合は医療機関にご相談ください。

妊娠中の方や血液の病気がある方は注意が必要です

妊娠中の方がりんご病に感染した場合、まれに胎児に影響することがあります。ご自身に発疹や発熱がある、同居するお子さまがりんご病と診断された、職場や園で接触の可能性があるといった場合は、まず妊婦健診を受けている産婦人科へ連絡し、指示を受けてください。

また、溶血性貧血などの血液の病気がある方、免疫機能が低下している方では、経過に注意が必要になることがあります。息切れ、動悸、強い倦怠感、顔色不良などがある場合は、早めの受診が必要です。

皮膚科を受診する目安

  • 高熱、ぐったりしている、食事や水分がとれない
  • 発疹が急速に広がる、紫色の斑点がある、強い痛みがある
  • 息苦しさ、顔や唇の腫れ、繰り返す嘔吐を伴う
  • 発疹の原因が分からず、薬を飲み始めた後に出てきた
  • 大人で関節痛や発熱が続く
  • 妊娠中の方、血液の病気や免疫に関わる病気がある方

発疹が出た時は、いつから始まったか、発熱の有無、飲んだ薬、周囲の流行状況をメモしておくと診察時に役立ちます。発疹の写真も、経過を伝える補助になることがあります。

FAQ

Q. りんご病の発疹はかゆいですか?

A. かゆみが出ることがあります。こすり過ぎは皮膚への刺激になるため、爪を短くし、室温を上げ過ぎないようにしましょう。かゆみが強い場合は受診してご相談ください。

Q. 大人もりんご病になりますか?

A. なります。子どもよりも関節痛、発熱、だるさが目立つことがあります。特に妊娠中の方は、接触の可能性が分かった段階で産婦人科へ連絡してください。

Q. 頬が赤ければ必ずりんご病ですか?

A. いいえ。湿疹、接触皮膚炎、じんましん、ほかの感染症などでも赤みは生じます。発疹の分布や経過、全身症状を含めて判断することが必要です。

名古屋市港区で、お子さまやご家族の発疹について相談したい方は、名古屋みなとクリニックへご相談ください。電話 052-387-8083 または 090-6148-1283、LINE、オンライン予約フォーム。

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