睡眠不足と自律神経の乱れが、肌に与える影響——「肌荒れの原因は、肌にないことがあります」名古屋みなとクリニック(名古屋市港区・皮膚科/内科/精神科)が詳しく解説

睡眠不足と自律神経の乱れが、肌に与える影響——「肌荒れの原因は、肌にないことがあります」名古屋みなとクリニック(名古屋市港区・皮膚科/内科/精神科)が詳しく解説

「忙しい時期になると、決まって肌が荒れる」「化粧品を変えても、スキンケアを見直しても、良くならない」「かゆくて眠れず、朝には血がついている」「ストレスが原因だと言われたが、それだけで片づけられても困る」「疲れがたまると、口の周りに水ぶくれができる」「更年期に入ってから、肌の調子が安定しない」——皮膚のトラブルで受診される方の中に、背景に睡眠不足や自律神経の乱れが関わっているケースが少なくありません。

皮膚と、睡眠・自律神経は、想像以上に深くつながっています。

睡眠中、皮膚では修復が行われています。

そして、自律神経は皮膚の血流、皮脂の分泌、発汗、さらには「かゆみの感じやすさ」までを調節しています。

つまり、

眠れていない、自律神経が乱れている——この状態では、どんなに良いスキンケアをしても、皮膚は本来の力を発揮できません。

ただし、ここで重要なことがあります。

「だからストレスのせい」で片づけてはいけないということです。

皮膚の病気には、それぞれに確立した治療があります。 睡眠や自律神経は「悪化させる要素」であって、「唯一の原因」ではありません。

名古屋市港区の名古屋みなとクリニックが、睡眠と皮膚の関係、自律神経が皮膚に及ぼす影響、そして両面から取り組む意味について、詳しく解説します。


目次

  1. 睡眠中、皮膚では何が起きているのか
  2. 睡眠不足が皮膚に及ぼす影響【比較表】
  3. 【重要】バリア機能が落ちるということ
  4. 自律神経は、皮膚を調節しています【比較表】
  5. ストレスと皮膚——「脳と皮膚のつながり」
  6. 睡眠不足・自律神経の乱れで悪化しやすい皮膚疾患【比較表】
  7. 【最重要】かゆみと睡眠の悪循環
  8. 【重要】夜間の掻き壊しは、無意識に起こります
  9. アトピー性皮膚炎と睡眠
  10. ニキビと睡眠・ストレス——正確にお伝えします
  11. 円形脱毛症とストレス——誤解を解いておきたいこと
  12. 蕁麻疹・脂漏性皮膚炎・ヘルペス
  13. 発汗と自律神経
  14. 更年期と皮膚の変化
  15. 【最重要】「ストレスのせい」で片づけないでください
  16. 睡眠を整えるためにできること【比較表】
  17. 自律神経を整えるためにできること【比較表】
  18. 【重要】皮膚科の治療は、やめないでください
  19. 【当院ならでは】皮膚と全身を、同じ場所で診る意味
  20. よくある心配事Q&A
  21. 名古屋みなとクリニックでの診療について

1. 睡眠中、皮膚では何が起きているのか

修復の時間です

眠っている間、皮膚では日中に受けたダメージの修復が進みます。

  • 紫外線
  • 摩擦
  • 乾燥
  • 炎症

これらによって傷んだ細胞が、入れ替わっていきます。

成長ホルモンの働き

成長ホルモンは、細胞の修復・再生に関わるホルモンです。

そして、その分泌は睡眠中、特に入眠後の深い眠りの時間帯に多くなります。

「肌のゴールデンタイム」という言葉が広まった背景には、この仕組みがあります。

つまり

十分に眠れていないということは、

皮膚が修復に使える時間が、削られているということです。


2. 睡眠不足が皮膚に及ぼす影響【比較表】

影響内容
バリア機能の低下皮膚から水分が逃げやすくなる。刺激が入りやすくなる
乾燥上記の結果として
炎症が起こりやすくなる炎症に関わる物質が増えることが報告されています
かゆみを感じやすくなるかゆみの閾値が下がる
傷の治りが遅くなる修復のプロセスが遅延する
皮脂分泌の乱れホルモンバランスの変化を介して
見た目の変化くま、くすみ、むくみ、血色の悪さ
免疫の低下感染症にかかりやすくなる

一晩の徹夜でも、変化は起こります

慢性的な睡眠不足だけでなく、短期間の睡眠制限でも、皮膚のバリア機能に影響が出ることが報告されています。

「なんとなく肌の調子が悪い」の正体

明確な湿疹や炎症がなくても、

  • ざらつく
  • 化粧のりが悪い
  • いつもの化粧品がしみる
  • くすんで見える

——こうした変化は、バリア機能の低下として説明できます。


3. 【重要】バリア機能が落ちるということ

皮膚のトラブルを理解するうえで、最も重要な概念です。

皮膚のバリアとは

皮膚の一番外側にある角質層が、

  • 内側の水分を逃がさない
  • 外からの刺激やアレルゲンを入れない

——という壁の役割を果たしています。

バリアが弱ると、何が起きるか

  1. 水分が逃げる → 乾燥する
  2. 刺激物質が入りやすくなる → 炎症が起きる
  3. かゆくなる → 掻く
  4. 掻くことで、バリアがさらに壊れる

この悪循環が、多くの皮膚疾患の土台になっています。

だから、睡眠不足はあらゆる皮膚疾患を悪化させます

特定の病気だけでなく、

「バリア機能を必要とするすべての皮膚の状態」に影響します。

アトピー性皮膚炎、手湿疹、脂漏性皮膚炎、乾燥性湿疹——

これらが疲れているときに悪化するのは、この仕組みによるものです。


4. 自律神経は、皮膚を調節しています【比較表】

自律神経が皮膚に及ぼす影響は、広範囲にわたります。

調節している機能交感神経が優位になると
皮膚の血流血管が収縮し、血流が低下する(顔色が悪くなる、栄養が届きにくい)
発汗発汗が増える(精神性発汗)
皮脂の分泌影響を受ける
かゆみの感じ方かゆみを感じやすくなる
免疫・炎症炎症が起こりやすくなる
体温調節

「緊張すると手に汗をかく」

これは、自律神経が皮膚を直接コントロールしている、最も分かりやすい例です。

意識してやっているわけではありません。

血流の低下は、修復を妨げます

交感神経が優位な状態が続くと、皮膚の末梢血流が低下します。

血流が減れば、

  • 酸素と栄養が届きにくい
  • 老廃物が運ばれにくい
  • 修復が進みにくい

「疲れると顔色が悪くなる」——これも、同じ仕組みです。


5. ストレスと皮膚——「脳と皮膚のつながり」

皮膚と脳は、もともと同じ場所から

発生学的に、皮膚と神経系は、胎児期に同じ層(外胚葉)から分かれてつくられます。

そのため、両者には密接な関係があると考えられています。

ストレスがかかると

ストレスホルモンが分泌され、

  • 皮膚のバリア機能が低下する
  • 炎症が起こりやすくなる
  • 傷の治りが遅くなる
  • かゆみを感じやすくなる

——これらが報告されています。

そして、逆方向もあります

皮膚の症状そのものが、ストレスになります。

  • 人目が気になる
  • かゆくて集中できない
  • 眠れない
  • 見た目を隠すために行動が制限される

この双方向の関係が、悪循環をつくります。


6. 睡眠不足・自律神経の乱れで悪化しやすい皮膚疾患【比較表】

疾患関わり方
アトピー性皮膚炎バリア機能の低下、かゆみの増強、夜間の掻き壊し
蕁麻疹疲労・ストレスは代表的な悪化因子
脂漏性皮膚炎睡眠不足で明らかに悪化しやすい
ニキビ悪化因子のひとつ(ただし主因ではありません)
口唇ヘルペス疲労・ストレスが再活性化のきっかけ
手湿疹バリア機能の低下
多汗症精神性発汗が主体
円形脱毛症誘因・増悪因子となり得る
乾癬ストレスとの関連が指摘されています
掌蹠膿疱症ストレス、喫煙などが関与

「忙しい時期に必ず出る」

多くの方が、この実感を持っておられます。

そして、それは気のせいではありません。

逆に言えば

睡眠と生活を整えることは、皮膚の治療の一部になります。


7. 【最重要】かゆみと睡眠の悪循環

この章が、この記事で最も重要な部分です。

かゆみは、夜に強くなります

理由は複数あります。

要因内容
体温の上昇布団に入ると温まり、かゆみが増します
副交感神経が優位にかゆみを感じやすい状態に
注意が向く日中は他のことに気を取られていますが、夜は皮膚に意識が向きます
抗炎症作用の日内変動体内の抗炎症的な働きは、夜間に弱まります

そして、悪循環が回ります

  1. かゆくて眠れない
  2. 睡眠不足になる
  3. バリア機能が低下し、かゆみの閾値が下がる
  4. さらにかゆくなる
  5. もっと眠れない

この輪は、どこかで断つ必要があります

「かゆみを抑える」だけでも、「眠りを改善する」だけでも足りません。

両方に同時に取り組むほうが、結果的に早く抜け出せます。


8. 【重要】夜間の掻き壊しは、無意識に起こります

保護者の方、ご本人に、知っておいていただきたい点です。

眠っている間は、コントロールできません

日中は「掻かないようにしよう」と我慢できても、

睡眠中の掻破は、本人には止められません。

朝、こんな状態になっていませんか

  • シーツや枕に、血がついている
  • 爪に血が挟まっている
  • 朝、皮膚がじくじくしている
  • 本人は掻いた記憶がない

これらがあれば、夜間に激しく掻いています。

「治療が足りていない」サインです

「日中は落ち着いているのに、朝が悪い」

——この場合、夜間のかゆみを抑える治療が不十分である可能性があります。

対策

  • 炎症をしっかり抑える(これが最も有効です)
  • 就寝前の保湿を丁寧に
  • 爪を短く切る
  • 寝室を涼しく保つ
  • 熱いお風呂、長風呂を避ける
  • 綿の手袋(小児では特に)
  • 必要に応じて、かゆみを抑える内服

9. アトピー性皮膚炎と睡眠

睡眠障害の頻度が高い疾患です

アトピー性皮膚炎のある方では、かゆみによる睡眠の問題が非常に多くみられます。

影響は皮膚だけにとどまりません

特にお子さまでは、

  • 日中の眠気、集中力の低下
  • イライラ、機嫌の悪さ
  • 学業への影響
  • 成長への影響が懸念されることも

——といった問題が生じます。

「眠れているか」を必ず確認します

当院では、アトピー性皮膚炎の診察の際に、睡眠の状態を確認します。

「夜中に起きますか」「朝、血がついていますか」

——この情報は、治療が足りているかを判断する重要な手がかりです。

睡眠が改善すると、皮膚も改善します

炎症をしっかり抑え、眠れるようになると、

掻き壊しが減り、バリアが回復し、さらに症状が軽くなる——という好循環に入ります。


10. ニキビと睡眠・ストレス——正確にお伝えします

この点は、誤解が生じやすいので、はっきり書きます。

睡眠不足・ストレスは、悪化因子です

これは事実です。

  • ホルモンバランスへの影響
  • 皮脂分泌の変化
  • 炎症が起こりやすくなる
  • バリア機能の低下

「忙しい時期にニキビが増える」——多くの方が実感されています。

しかし、主な原因ではありません

ニキビの本体は、

  1. 皮脂の分泌
  2. 毛穴の出口の詰まり
  3. アクネ菌の増殖
  4. 炎症

——この4段階です。

睡眠不足は、この過程を「悪化させる」要素であって、「原因」ではありません。

だから、生活改善だけでは治りません

「よく寝れば治る」「ストレスをなくせば治る」

——これは、正確ではありません。

ニキビには、確立した治療があります

現在のニキビ治療には、有効性の確立した外用薬があります。

毛穴の詰まりに直接作用する薬、炎症を抑える薬、そして再発を防ぐ維持療法。

生活を整えることと、皮膚科の治療を受けることは、両立させてください。

片方だけでは、遠回りになります。

ニキビについては、当院ブログ「ニキビ(尋常性痤瘡)」「ニキビ跡」もご覧ください。


11. 円形脱毛症とストレス——誤解を解いておきたいこと

この疾患こそ、「ストレスのせい」と言われすぎている代表例です。

根本にあるのは、自己免疫の仕組みです

円形脱毛症は、免疫が毛包を誤って攻撃してしまうことで起こると考えられています。

「ストレスで髪が抜ける病気」ではありません。

ストレスは、きっかけ・増悪因子です

発症や悪化の引き金になることはあります。

しかし、それだけが原因ではありません。

なぜ、この区別が大切なのか

「ストレスのせい」と言われた方は、

  • 「自分の心が弱いからだ」と思う
  • ストレスを減らそうと焦る
  • それでも治らず、さらに自分を責める

——という状態に陥ります。

そして、「ストレスをなくせば治る」と信じて、必要な治療から遠ざかることもあります。

治療の選択肢は増えています

円形脱毛症には、重症例に対する新しい治療も含め、複数の選択肢があります。

「ストレスのせいだから仕方ない」ではありません。


12. 蕁麻疹・脂漏性皮膚炎・ヘルペス

蕁麻疹

疲労、睡眠不足、ストレスは、代表的な悪化因子です。

特に慢性の蕁麻疹では、「忙しい時期に悪化する」というパターンがよくみられます。

ただし、原因が特定できないことがほとんどであり、「ストレスが原因」とも言い切れません。

治療は、抗ヒスタミン薬による症状のコントロールが中心です。

脂漏性皮膚炎

睡眠不足で明らかに悪化しやすい疾患です。

「疲れると、フケと顔の赤みが増える」——多くの方が実感されています。

ただし、治療の中心は抗真菌薬です。生活改善だけでは足りません。

口唇ヘルペス

疲労、ストレス、睡眠不足は、ウイルスが再活性化する最も多いきっかけです。

「疲れると出る」——これは、まさにその通りです。

予防としては、睡眠の確保と、紫外線対策が有効です。

これらの疾患については、当院および関連クリニックのブログでも解説しています。


13. 発汗と自律神経

発汗は、自律神経が直接コントロールしています

汗には、いくつかの種類があります。

種類きっかけ部位
温熱性発汗気温、運動全身
精神性発汗緊張、不安、ストレス手のひら、足の裏、脇
味覚性発汗辛いもの

「緊張すると手に汗をかく」

これが精神性発汗です。

自律神経の反応であり、意識で止められません。

悪循環になります

「汗が出たらどうしよう」と緊張する

→ 交感神経が優位になる

→ 実際に汗が出る

→ さらに不安になる

多汗症には、専用の治療があります

ここで重要なのは、

手のひらや脇の多汗症(原発性局所多汗症)には、保険適用の専用の塗り薬があるということです。

「自律神経の問題だから、生活を整えるしかない」ではありません。

汗そのものへの治療と、不安への対応——両方から取り組めます。


14. 更年期と皮膚の変化

更年期には、自律神経症状が生じます

女性ホルモンの低下により、自律神経のバランスが乱れやすくなります。

その結果、

  • 急なほてり、発汗
  • 動悸
  • 頭重感、倦怠感
  • 睡眠の問題

——といった症状が現れます。

皮膚にも影響します

  • 乾燥(皮脂分泌の低下)
  • かゆみ
  • 皮膚が薄くなる
  • 睡眠不足による、あらゆる皮膚症状の悪化

治療の選択肢があります

更年期障害における自律神経症状(発汗、動悸、頭痛・頭重、倦怠感)に対しては、

自律神経の調整を目的とした薬が、保険適用として使われています。

また、ホルモン補充療法、漢方薬など、複数の選択肢があります。

「年齢のせい」と諦める必要はありません。

当院では、内科・精神科としてこれらのご相談に対応しています。


15. 【最重要】「ストレスのせい」で片づけないでください

この章を、あえて設けます。

患者さんを傷つける言葉です

「ストレスですね」 「疲れているんでしょう」 「気にしすぎです」

——皮膚のトラブルで受診して、こう言われた経験のある方は、少なくありません。

なぜ問題なのか

① 何をすればいいか分からない

「ストレスをなくしてください」——できるなら、とっくにしています。

② 自分を責めることになる

「自分の心が弱いから」「うまくやれていないから」

③ 必要な治療から遠ざかる

「生活を整えれば治るはず」と考え、皮膚科の治療を軽視してしまう。

正確な理解は、こうです

正しい理解
睡眠不足・自律神経の乱れ悪化させる要素
皮膚疾患の本体それぞれに固有の病態がある
治療両方に取り組む

当院の考え方

「ストレスのせい」で説明を終わらせません。

皮膚には皮膚の治療を行い、そのうえで、背景にある睡眠や自律神経の問題にも取り組みます。


16. 睡眠を整えるためにできること【比較表】

対策内容
起床時刻を一定にする就寝より起床から。体内時計の基準になります
朝、光を浴びる起床後、カーテンを開ける
就寝1〜2時間前のスクリーンを控えるブルーライトが入眠を妨げます
入浴は就寝1〜2時間前体温が下がるタイミングで眠気が来ます
寝室を涼しくかゆみのある方は特に重要
カフェインは夕方以降控える効果は数時間続きます
アルコールに頼らない眠りが浅くなります
就寝前の保湿を丁寧に夜間の掻き壊しを減らします

かゆみで眠れない方へ

「眠れないから、かゆみ止めを増やす」より、

「炎症をしっかり抑える」ほうが、確実です。

眠れないほどのかゆみは、治療が足りていないサインです。


17. 自律神経を整えるためにできること【比較表】

対策内容
生活リズムを一定に食事、睡眠、活動の時間を揃える
適度な運動ウォーキングなど。血流と自律神経の調整に
入浴シャワーで済ませず、湯船に
深い呼吸息を長く吐くことを意識する
休息の時間を確保する予定を詰め込みすぎない
温める冷えは交感神経を刺激します
カフェイン・アルコールの調整自律神経に影響します

「休んでください」だけでは足りません

多くの方が、休めない状況にあります。

仕事、育児、介護——

だからこそ、「何をどう変えられるか」を具体的に考えることが大切です。

診察の中で、実行可能な範囲を一緒に探します。


18. 【重要】皮膚科の治療は、やめないでください

この記事で、最もお伝えしたい実践的な注意です。

生活改善は「土台」であって「治療」ではありません

睡眠と自律神経を整えることは、確かに重要です。

しかし、それだけで皮膚疾患が治るわけではありません。

起こりがちな失敗

  • 「生活を整えれば治るはず」と、塗り薬をやめる
  • 症状が悪化する
  • 炎症が長引き、跡が残る
  • 結果的に、治療期間が長くなる

正しい進め方

① 皮膚科の治療で、炎症をしっかり抑える ② 並行して、睡眠と生活を整える ③ 良い状態を維持する

この順序です。

特に、跡が残る疾患では

ニキビ、アトピー性皮膚炎の掻き壊し——

これらは、炎症が長引くほど跡が残ります。

「様子を見る」時間が、そのまま跡になります。


19. 【当院ならでは】皮膚と全身を、同じ場所で診る意味

当院は、皮膚科・美容皮膚科・内科・児童精神科・精神科を併設しています。

なぜ、この組み合わせが意味を持つのか

皮膚のトラブルの背景には、

  • 睡眠の問題
  • 自律神経の乱れ
  • 不安、気分の落ち込み
  • 更年期などのホルモンの変化
  • 貧血、甲状腺の異常などの全身疾患

——これらが関わっていることがあります。

通常なら、複数の医療機関を回ることになります

皮膚科で薬をもらい、 眠れないので別の病院へ行き、 血液検査のためにまた別へ——

この負担は、決して小さくありません。

同じ場所で、つながって診られます

  • 皮膚科で、皮膚の治療を行う
  • 内科で、全身の状態を確認する(甲状腺、貧血、血糖など)
  • 精神科で、睡眠や不安に対応する
  • 更年期の症状にも対応する

「肌の相談で来たけれど、実は眠れていない」——そのまま話していただけます。

お子さまの場合も

当院は児童精神科も併設しています。

アトピー性皮膚炎による睡眠不足、それによる日中の不調、外見の悩みによる気持ちの落ち込み——

これらも、あわせてご相談いただけます。


20. よくある心配事Q&A

Q. 肌荒れは、ストレスのせいでしょうか?

A. ストレスや睡眠不足は「悪化させる要素」ですが、「唯一の原因」ではありません。 皮膚疾患にはそれぞれ固有の病態があり、確立した治療があります。両方に取り組むことが大切です。

Q. よく寝れば、肌荒れは治りますか?

A. 改善は期待できますが、それだけで治るとは限りません。 特に、炎症が起きている状態では、皮膚科の治療が必要です。生活改善は土台であって、治療の代わりにはなりません。

Q. かゆくて眠れません。

A. それは、治療が足りていないサインです。 「眠れない」ことへの対応より先に、炎症をしっかり抑えることをおすすめします。朝、シーツに血がついている場合も同様です。

Q. 朝、子どもの爪に血がついています。

A. 夜間に、無意識に激しく掻いています。 睡眠中の掻破は本人には止められません。炎症のコントロールを見直す必要があります。 ご相談ください。

Q. 忙しい時期になると、必ず肌が荒れます。

A. 気のせいではありません。 睡眠不足とストレスは、バリア機能を低下させ、炎症を起こりやすくします。忙しい時期に備えて、あらかじめケアを強化しておくという考え方も有効です。

Q. 生活を整えているのに、良くなりません。

A. 生活改善だけでは限界があります。 皮膚疾患には、それぞれに有効な治療があります。「もっと頑張らなければ」ではなく、治療を受けてください。

Q. ニキビは、ストレスが原因ですか?

A. 悪化因子のひとつですが、主な原因ではありません。 ニキビの本体は、皮脂・毛穴の詰まり・アクネ菌・炎症です。有効性の確立した外用薬があります。 生活改善と併せて、治療を受けてください。

Q. 円形脱毛症は、ストレスのせいですか?

A. 根本にあるのは自己免疫の仕組みです。 ストレスは誘因・増悪因子になり得ますが、それだけが原因ではありません。「自分の心が弱いから」ではありません。 治療の選択肢もあります。

Q. 更年期に入ってから、肌が不安定です。

A. ホルモンの低下による自律神経の乱れ、乾燥、睡眠の問題が関わっています。更年期の症状に対しては治療の選択肢があります。「年齢のせい」と諦める必要はありません。

Q. 何科に行けばよいですか?

A. 皮膚症状が中心であれば、皮膚科が入り口です。ただし、睡眠や気分の問題、全身の症状を伴う場合、それらへの対応も必要になります。当院では複数の科を標榜しているため、受診後に振り分けることができます。


21. 名古屋みなとクリニックでの診療について

名古屋市港区にある**名古屋みなとクリニック(皮膚科・美容皮膚科・内科・児童精神科・精神科)**では、皮膚症状とその背景にある要因の両面から診療を行っています。

当院での対応内容

  • 皮膚疾患の診断と治療(アトピー性皮膚炎、ニキビ、蕁麻疹、脂漏性皮膚炎など)
  • かゆみのコントロールと、夜間の掻き壊しへの対応
  • 睡眠の状態の評価
  • 内科での全身評価(甲状腺機能、貧血、血糖など)
  • 更年期障害・自律神経症状への対応
  • 精神科との連携(不安・抑うつ・不眠)
  • 児童精神科との連携(お子さまの睡眠、外見の悩み)
  • 生活習慣に関する具体的な助言
  • 多汗症など、部位に応じた専門的な治療

こんな方はぜひご相談ください

  • 忙しい時期になると、決まって肌が荒れる
  • かゆくて眠れない、朝に血がついている
  • スキンケアを見直しても良くならない
  • 「ストレスのせい」と言われて、行き場を失っている
  • 疲れると、口の周りに水ぶくれができる
  • 更年期に入ってから、肌が不安定
  • 緊張すると、汗が止まらない
  • 子どもがかゆみで眠れず、日中も不機嫌
  • 皮膚のことも、眠りのことも、一度に相談したい

「皮膚の相談で来られた方に、私たちはよく『よく眠れていますか』とお尋ねします。意外に思われることもありますが、睡眠中は皮膚が修復される時間であり、眠れていなければバリア機能は落ち、かゆみは強くなり、炎症は治まりにくくなるからです。ただし、だからといって『ストレスのせいですね』で終わらせるつもりはありません。その言葉は、患者さんから行き場を奪います。皮膚には皮膚の治療があり、それは確実に効きます。そのうえで、眠れていない、疲れが抜けない、気持ちが落ち込んでいる——そうした背景にも、同じ場所で取り組める。それが、複数の科を持つ当院の役割だと考えています。」


名古屋みなとクリニック 皮膚科・美容皮膚科・内科・児童精神科・精神科

〒455-0068 名古屋市港区土古町4-20 SLR港北

TEL:052-387-8083

HP:https://nagoya-minato-clinic.com/ Instagram:https://www.instagram.com/nagoya.minato.clinic

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名古屋みなとクリニック 皮膚科・美容皮膚科・内科・児童精神科・精神科

〒455-0068 名古屋市港区土古町4-20 SLR港北

【TEL】052-387-8083 【診療時間】10:30~13:30、14:30~18:30 【休診日】月・木・土 【アクセス】あおなみ線「港北駅」徒歩約8分

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