皮膚が赤く腫れて熱を持つ、触れると痛い、赤みが広がり発熱もある。このようなときは、湿疹や虫刺されと決めつけず、早めに医療機関へ相談してください。名古屋市港区の名古屋みなとクリニックが、蜂窩織炎などの感染を疑うときの受診目安をご案内します。
蜂窩織炎とは
皮膚の深い部分に細菌が入り、炎症を起こす感染症です。赤み・腫れ・熱感・痛みがみられ、発熱や体調不良を伴うことがあります。小さな傷や皮膚のひび割れなどが入り口になる場合がありますが、見える傷がないこともあります。
赤みが急に広がる・発熱があるときは当日中に相談を
赤い範囲が広がる、腫れや痛みが増す、熱や寒気がある場合は、当日中の受診をご検討ください。糖尿病や免疫に関わる病気がある方、治療で免疫を抑える薬を使っている方も、そのことを医師へお伝えください。赤みだけで蜂窩織炎と診断できるわけではなく、ほかの感染症や血管の病気などとの区別が必要です。
救急の受診が必要なことがあります
見た目に比べて非常に強い痛み、紫色・黒っぽい皮膚の変化、急激な悪化、息苦しさ、意識がぼんやりする、ぐったりしている場合は、診療開始を待たず救急へ相談してください。状態が切迫している場合は119番を利用してください。顔や目の周囲の腫れ・痛みも早めの評価が必要です。
受診までにしておくこと
- いつ始まり、どのくらい広がったかを短いメモや写真で記録する
- 発熱、傷、虫刺され、足の皮むけなどの有無を伝える
- 持病、お薬、薬のアレルギーを伝える
患部を強くもんだり、潰したりしないでください。残っている抗菌薬やステロイドを自己判断で使用せず、診察を受けましょう。写真を撮るために受診を遅らせる必要はありません。
診察と治療の考え方
皮膚と全身の状態を確認し、必要に応じて検査や抗菌薬による治療を検討します。重症度によっては点滴や入院が必要となるため、対応可能な医療機関への紹介を含めて判断します。
名古屋みなとクリニックの皮膚科へ
皮膚科の診療・電話・LINE・WEB予約案内をご確認ください。発熱と急速な悪化がある場合は、ネット予約だけで待たず、電話で症状と受診先を確認してください。休診時や重い症状の場合は救急を含む医療機関へご相談ください。
関連:感染による皮疹の種類と原因。この記事は全身の発疹全般ではなく、局所の赤みが急に広がり発熱する場合の行動目安を扱っています。
参考:NHS:Cellulitis。症状だけで診断はできません。更新日:2026年10月4日